いつまでも自分の歯を使い続けるために

矯正治療中、もしくは治療後にも気をつけていただきたいのが、虫歯や歯周病などのお口のトラブル。せっかく歯並びがきれいに整ったのに、虫歯や歯周病になってしまったらもったいないですよ。治療中も治療後もきれいで健康なお口を保つためにも、以下のポイントに気をつけてください。

矯正治療中 ~歯みがきをしっかりと行いましょう~

装置をつけていると、いつもと同じみがき方では汚れが取りきれない場合があります。きたやま矯正歯科では接着剤の見直しやフッ素のイオン導入といった取り組みを行うことで以前よりも虫歯になりにくい環境を整えていますが、それでも歯みがきは十分に配慮して行う必要があります。治療開始前には装置をつけた場合の歯みがき法についてお教えしていますので、必ず実践してください。分かりにくいところがありましたら、遠慮なくお伝えくださいね。

矯正治療後 ~歯科医院でのメインテナンスをお受けください~

せっかくきれいに整った歯ですから、虫歯や歯周病にならないようケアしてあげてください。毎食後のブラッシングはもちろん、定期的に歯科医院にお越しいただき、クリーニングなどのメインテナンスをお受けいただくことをおすすめします。歯科医院でのクリーニングなら普段の歯みがきでは取りきれない頑固な汚れもしっかり除去できます。この歯科医院でのメインテナンスを受けるかどうかで、将来のお口の状況が決まってくると言っても過言ではありません。

早期発見・早期治療につなげられます

定期的にお越しいただくことで、もし虫歯や歯周病などのトラブルが起こっても早期発見でき、早期治療につなげられるというメリットがあります。早い段階での治療となるので、痛みの少ない簡単な処置ですみます。

80歳になってもご自分の歯でかむために

予防歯科でメインテナンスを受けるという考えが浸透している欧米諸国では、多くの人が80歳になってもたくさんの歯を残しているんです。たとえばフィンランドでは平均して80歳時点で15~20本もの歯が残っていますが、日本はたったの8本……。80歳になってもご自分の歯でかめるよう、歯科医院でのメインテナンスを受けられることをおすすめします。

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