歯の美しさと健康に貢献する矯正歯科
矯正治療は歯並びを整えるために行う治療です。見た目だけを整えるというイメージもありますが、この治療で得られるものはそれだけではありません。当院では患者さんに以下のようにいろいろな効果をご提供できるよう、治療にあたっています。
矯正治療により歯並びが整うことで歯みがきがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
日本語は母音中心の発音ですのであまり問題になりませんが、英語などはかみ合わせの良し悪しが発音に影響を与えます。このことがアメリカでの矯正治療のニーズ(※)に影響しているのかもしれません。
※アメリカではほとんどの子どもが矯正治療を受けています
かみ合わせが悪いとかむ能力が落ちたり、十分に咀嚼できないまま飲み込みがちになったりして胃に負担がかかるなど、全身に悪影響が出るおそれがあります。矯正治療を受けて咀嚼障害が改善されると胃への負担も軽くなります。
歯並びが悪いとそれがコンプレックスとなり内向的な性格になったり、口を見られたくないという意識が働いて口を開けて笑うことにストレスを覚えたりすることがあります。歯並びがきれいになることで心理面での悪い影響がなくなります。
顎関節症をご存じでしょうか。簡単にいうと、あごが痛かったりカチカチといった音がしたり、場合によっては口が開かなくなったりする病気のことです。悪いかみ合わせのまま放置しておくとあごに負担がかかり、このような症状を引き起こすことがあります。矯正治療を受けることであごへの負担が減ります。
歯並びの改善はもちろん、症状によっては顔貌の改善ができます(特に出っ歯や受け口など)。口元が後退することにより鼻が高く見えたり、横顔がスッキリした感じになります。
不正咬合の代表的な種類は以下の通りです。ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
上あごや上の前歯が前に飛び出している状態です。歯だけが前へ飛び出ている場合と、上あご全体が突き出ている場合があります。逆に、下あごが後方に引っ込んでいる骨格性のものもあります。
下あごや下の歯が上の歯より前に出ている状態です。発音に悪影響が出ることもあります。上あごが後方に引っ込んでいる骨格性のものも見られます。
歯が重なり合っているため、口のなかがでこぼこしている状態です。上下の歯がしっかりかみ合わないためものがかみづらく、見た目も良くない傾向にあります。
口を閉じても前歯に隙間が空いたままだったり、歯が上下でかみ合わなかったりする状態です。
歯と歯の間に隙間ができている状態です。見た目に良くない印象を与えるとともに、空気が漏れることで発音に問題が生じることもあります。
上下の奥歯が横にずれてしまい、正常なかみ合わせとは反対に組み合わさっている状態です。この場合、骨格にも影響が出ていることが多くあります。
※下記の画像をクリックすると、詳細が表示されます。
不正咬合に該当したからといって、必ずしも治療をしなければいけないわけではありません。治療をしなくても健康に過ごされている方も多くいらっしゃいます。もちろん治療を受けることで良い影響があることは確かですので、気になる方はまずはお気軽にご相談にいらしてください。治療を強引におすすめすることはありませんので、安心していただければと思います。